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102日:愛の連鎖

深夜、 蟹工船を観た。

新井浩文がでてる映画はいい。
松田龍平との組み合わせは絶妙。

牧歌的な毎日を過ごしていたせいか
何故か、妙にグサッと来て
「今、やるべきことを、想像した未来のために確実にしなければ。」と強く思う。

眠って目が覚めて、
隣で寝ている小さい人の微かに上下する胸を見るたびに、

「ああ、そういえば私は子供を産んだんだった。」と
この100日で、300回以上思った。
それはすごくすごく不思議な感情なのだ。

旅行に行って、朝に目が覚めて一瞬自分がどこにいるのかわからなくなって
「ああ、そういえば旅行に来てるんだった」と思い出すのに似ている。

祭りのような出産が終わって、日常の生活に戻ると
妊娠期間や出産なんてすっかり忘れてしまっているのに、
生活の中に、突然当たり前のように一人増えているのだ。
手も足もちゃんとあって、心臓が動いていて、泣いたり笑ったりするのだ。
自分の腹の中から飛び出したのだ。
お腹の中でしゃっくりしていた人がでてきたのだ。
桃を割ったら桃太郎がでてきた爺さんの気分である。

でも、自分が生まれてから、仕事の成功でも恋愛でも受験でも
こんなに強くハッキリと鮮烈な幸福感を感じたことってなかった気がする。
ただ、隣でこの小さいひとが息をしているというだけで
とてつもない幸福感を感じる。
母になった者にしか味わえない強烈な幸福感なのだ。
濁りや迷いがない強靱でダイレクトな幸福感。

子供を持たなくても幸福な人生の歩み方もあるけれど
不妊治療をしてでも、産めなくなる前に子供を産むという選択を決意させてくれた
周りの人たちに、今はとても感謝しているし、
そういうタイミングと環境を恵まれたのも幸運だったんだと思う。

母になったとか、親になったとかという自覚は全くないが
怖い夢を見て泣きながら赤ちゃんが目を覚ました時
「怖くないよ〜。母ちゃんはここにいますよ〜」とギュッと抱きしめる時、
ああ、抱きしめられる側から、抱きしめる側になったんだ。
とドキッとする。

不幸も連鎖するが、愛情も連鎖するのではないかと思う。
自分がしてもらってきた嬉しいことを全て子供にしてあげたいと思うし、
怖い夢を見たら、ギュッとして母ちゃんが現実に引き戻してあげよう。
なんて、愛を語る
自分が想像できなかった。
まあ、失う自由も多いけど。



¥ 3,550
コメント:思っていたよりポップ。でも、爽快。

¥ 420
コメント:原作もちゃんと読もう。

at 02:14, 女ブコウスキ, 映画のこと

comments(0), trackbacks(0), pookmark

アントワネットと日暮

 極彩色とマカロンカラー。

先日、なんとなく偶然、
映画「さくらん」と「マリー・アントワネット」を
連続で観た。

この2作品、びっくりするほど後味が似てる。
よくよく考えれば、
蜷川さんもソニア・コッポラも
どちらも、わたしとほぼ同年代の女性写真家&監督。

色彩への強いこだわり。
時代劇を現代音楽にして、
衣装とヘアメイクとファッションへの徹底してこだわる。
映画評論家がなんと言っても、女の子が女子目線でカワイイ。
(男子は退屈極まりないかもね)。
終始、それだけに尽きた映画だと言っても過言ではない。
酷評上等!だって好きなんだも〜ん!だって女の子だもん!と
言い切れてしまうパワーと、大勢の大人を動かすその行動力は尊敬する。

女の子映画は国境を越えて通じる共通言語なのか?

でも、
なんだろう
なんだろう

この妙に都会的でホロホロした感じ。

「映画界を変えてやる!」「時代を変えてやる」みたいな気負いもないし、
世界を突き動かすメッセージ性もない。

産まれた時からテレビがあって、戦争がなくて、モノと情報に溢れていて、
欲しいモノはなんとなく手に入って、ある程度自由で、
カラフルで人工的なマカロンみたいに
ホロホロと崩れてしまうような噛みどころのない飽和状態の世代。
リアルなのかバーチャルなのか境目がゆるい世界で生きる
我々世代の退屈と刹那。

それにしても、さくらんの劇中で木村佳乃さんの片乳を
(乳首見えないように?!)必死につかんでいる永瀬さんの不自然な演技に
役者魂を感じたり(笑)。
いろいろつっこみどころが多くて楽しめる映画でもある。

同世代の彼女たちが、40代になって、50代になっても、60代になっても
この「ガールズトーク的」なヴィヴィットな世界観のままいられるのだろうか?
変わっていくのか?
ずっとそのまま変わらないのか?
少しづつ変わっていくのか?
ある時点からぐるりと変わるのか?

同年代としてとても気になる。

at 01:32, 女ブコウスキ, 映画のこと

comments(0), trackbacks(0), pookmark

ハーブスのケーキは飲み物です

 「結婚1周年おめでとう。いろいろなことがあるけど頑張ってね」 と
母からメールとお花がきて そういえば、
今日が1周年だったと気がついた。 

「いろいろなことがあると思うけど」 でなくて 

「いろいろなことがあるけど」 であることに、

 母の人生に起こった 過去のあんなことや、
こんなことが30年以上含有されているかと思うと 
重いぜ。この言葉。

 記念日とか、ロマンチックとか、サプライズとか しゃらくせえ! 
という現実的な夫婦なので 記念日やイベントには無頓着。 
第一、入籍日さえすでに二人とも覚えていないのだ。

 夕方、打ち合わせの帰り道 
せめてケーキとワインぐらい買って帰るか〜と
旦那の好きなHAERBSのケーキと
「金賞」と書いてあるイタリアのスパークリングワインを買って帰る。

 HAEBSのイチゴのショートと、マロンのケーキ。
旦那がふと言った
「HAEBSのケーキは飲み物です。」
という言葉に
ふたりで激しく同意。
HAEBSのケーキはデカイが軽い(最近、やや小さくなった気が.....)。 
なぜなら生クリームが60%以上を占めているので
まるで飲み物かのようにあっという間に胃に落ちていく。

10時になると、電池が切れたように眠りに落ちる旦那の寝息を横目に
録画しておいた 「クワイエットルームにようこそ」を観る。

 松尾スズキになりたいと
言っていた大学の同級生の気持ちがはじめて解った気がする。
でも、全てクドカンの手柄に見えてしまうのは私だけだろうか。 
しかしながら、久々の名作。 

「ハンバーグとごはんとみそ汁にこう、スピード感をあたえたものです。」 というフレーズがつぼにはまり、 何度も巻き戻して苦笑。 
おしりに手をあてて落ち着くくだりも同感。

こうしている間に結婚1周年記念日終了。 

こうして、知らない他人ふたりの非日常だったものが 
1年で夫婦の平凡な日常に昇華。 
きっとこの先には「いろいろなことがある」けど 
ニヤリと人生を乗り切りたい。

¥ 3,580
コメント:ハンバーグとごはんとみそ汁をこう、スピード感をあたえたものです。

at 00:00, 女ブコウスキ, 映画のこと

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